くま(@kuma_fufu)です!
最近、マイクロドローンにハマりました!
マイクロドローンをこれから始めたいという方に向けて、まず何をすればいいのか?何を用意するのか?を自分の経験を踏まえてまとめましたので、ぜひとも参考にしてください!
マイクロドローンとは?
マイクロドローンとは、テレビで空撮しているドローンとは異なり、重量30〜35gと非常に小さいドローンです。
安全センサーや制御システムが無く、非常にコントロールが難しいですが、FPVゴーグルを使用した一人称視点での臨場感あふれる飛行が体験できるのがとても魅力的です!
マイクロドローンはとても小さく、プロペラガードもついていて、比較的安全に楽しむことができるので、屋内で子供と遊ぶのもおすすめです。
マイクロドローンの始め方
マイクロドローンを始めるにはそこそこ期間が必要になり、思い立ってすぐに始められるものではないです。
どんなに早くても2〜3ヶ月はかかると思っておいてほしいです。ただ、その壁を乗り越える価値は絶対にあるので、『ハードル高いなぁ…』と思ってここで諦めないでもらいたい!
そして、僕がマイクロドローンを始めるにあたり感じたのは、『ハードルは高くないけど、いろいろと面倒くさい』ということ。
だからこそ、これから始めたいという方に向けて、自分が経験したことを分かりやすく解説していくので、ぜひとも参考にしてもらいたいです。
マイクロドローン導入までの流れ
マイクロドローンを始めるまでに必要となる工程を簡単にまとめてみました!
細かいところは後ほど説明していきますが、大きく分けて「無線技師の免許取得・無線局免許状の取得」、「マイクロドローンの購入・設定・練習」が必要になってきます。
「無線技師の免許取得・無線局免許状の取得」が一番時間がかかりますが、試験や申請をしてから免許証・免許状が届くまでに時間がかかるだけで、そんなに難しいものではないです!
①無線従事者の免許取得まで
スタートの無線従事者の免許の取得ですが、この記事を読み終わったらすぐに行動してください!なぜなら一番時間がかかるからです!
マイクロドローンを始めるのに必要な免許の種類は、個人の趣味として楽しむことができる『第4級アマチュア無線技士』、または、業務として扱うことができる『第3級陸上特殊無線技士免許』のいずれかです。
このブログでは、一番簡単な『第4級アマチュア無線技士』を取得する方法について解説していきます。取得方法は3つあります。
第4級アマチュア無線技師の免許取得について
- 国家試験を受験する
- アマチュア無線技士養成課程を受ける(講習会)
- アマチュア無線技士養成課程を受ける(eラーニング ) ← おすすめ!
免許取得には3つ方法がありますが、おすすめは『eラーニングによる養成課程』です!
なぜなら、自分のスケジュールで進めることができ、修了試験がめちゃめちゃ簡単だからです。その代わり、国家試験に比べると料金が少し高いことがデメリットです。
国家試験 | 講習会 | eラーニング | |
料金 | 約8,000円 +テキスト代とか |
一般:21,500円 20歳未満:13,800円 16歳未満:11,200円 |
|
学習日程 | いつでも可能 | 指定の2日間 | いつでも可能 |
試験日程 | 月1回あるかどうか | 2日目の最後 | いつでも可能 |
合格率 | 70~75% | 95%前後 |
テストセンターで受験したら翌日に結果がわかります。過去問やっていれば絶対に合格できるので、終わったらマイクロドローン導入に向けての次の工程に進みましょう!
マイクロドローンで無線従事者の免許が必要な理由
マイクロドローン本体とFPVゴーグルは、通信遅延を少なくするために5.8Ghz帯の無線電波を利用しており、この電波帯を利用するのに免許が必要になるからです。
マイクロドローン本体とプロポ(操縦器)をつなぐ通信は、wifiで利用される2.4Ghzになり、この無線電波帯は免許不要になります。
②マイクロドローン・周辺機器の購入
試験に合格してから免許証が届くまで1ヶ月くらいかかるので、次はマイクロドローン・周辺機器を購入していきましょう!
マイクロドローンを飛ばすのに必要なのは、大きく分けて3つ『マイクロドローン本体・プロポ・FPVゴーグル』があります。それ以外にも、バッテリーとか充電器などもろもろありますが、詳細は別の記事(準備中)で解説していきます!
また、無線局の開局申請にはマイクロドローン本体についている送信機の『系統図』が必要になるのでこのタイミングで用意しておきましょう!
- マイクロドローン本体
- プロポ
- FPVゴーグル
購入を急ぐ必要はないですが、『シミュレータ練習』にはプロポが必要になるのでこれだけは早めに購入しておくとよいでしょう♪
③シミュレータ練習
シミュレータ練習は必須ではないですが、マイクロドローンの操縦に慣れるためにもシミュレータソフトを購入することをおすすめします。
最初はホバリングすることも本当に難しいし、実機で練習してすぐ壊してしまうことも避けることができます!僕は『VelociDrone FPV Racing Simulator』を購入して練習してます。
必要なものは『シミュレーターソフト』・『プロポ』と必要に応じて、プロポとパソコンをつなぐ『USBワイヤレスシミュレーター』を用意すればOKです。
④無線局の開局申請・免許状の取得
無線従事者の免許証が届いたら、次はついに無線局の開局申請をして免許状を取得していきましょう。そもそも免許状ってなんでしょうか。
簡単にいうと、『無線従事者の免許 = 自動車免許』・『無線局の免許状 = 車検』になります。無線従事者の免許は一度取ってしまえば更新は必要ないですが、無線局の免許状は5年に1回更新が必要になります。
『無線局の免許状』の発行には1ヶ月程度かかるので、早めに申請の準備をしておきましょう!
⑤マイクロドローンの各種設定・ゴーグルなし練習
マイクロドローンを飛ばすためには、各種設定が必要になります。
例えば、マイクロドローン本体に水平設定をしたり、プロポのスティックの強弱を設定したりと…、なかなかまとまった情報がWebになかったりするので、調べながら進めることになります。
初心者セットとして既に設定済みのものだったり、店舗の講習で教えてもらったりもできます。設定につまずく人もいるのでここは要注意です!
各種設定ができたら、マイクロドローンとプロポを使って飛ばしてみましょう!上手くホバリングや旋回ができれば成功です♪
⑥マイクロドローンを飛ばそう!
最後に免許状が届いたら、ついにFPVゴーグルをつけてマイクロドローンを飛ばすことができます!
ここまでにシミュレータ練習やゴーグルなし練習をしていれば、スムーズに飛ばせるようになっているはずです♪
まとめ
マイクロドローンを始めるまでの工程の全体感はつかめたでしょうか?
この記事がマイクロドローンを始める手助けになったら嬉しいです。
僕もまだまだこれから練習あるのみなので、一緒に頑張っていきましょう!