くま(@kuma_fufu)です!
最近、年末でもないのに大掃除にはまってます。そんなときに、ダイソーで4つの大掃除グッズに出会いました!
それが、『重曹・クエン酸・セスキ・過炭酸ナトリウム』です!
重曹はよく耳にしますがその他の3つは掃除に使えることを知らなかったので、これを機に4つの使い方に調べてみました。
どれも使い所や役割が違うのですがとても有能な商品ですので、その違いについて解説していきます。
重曹・クエン酸・セスキ・過炭酸ナトリウムの違い
この4つの製品の違いについて簡単に解説していきます。
各製品のpHの違いについて
まず大きく異なるのが、ph(ペーハー)です。
小学校の理科や中学校の科学で聞いたことがあるかもしれませんが、数値が小さいほど酸性が強く、数値が大きいほどアルカリ性が強いのです。
そして、4つの製品のpHはこちらです。
クエン酸だけが酸性で、それ以外の3つはアルカリ性になります。
ここで重要なポイントは、アルカリ性は酸性の汚れを中和して落とすことができ、酸性はアルカリ性の汚れを中和して落とすことができるということです!覚えておきましょう
アルカリ性・酸性の汚れとは
次にどういった汚れがアルカリ性or酸性なのかを知っておきましょう!
代表的なものを上げてみましたので参考にしてみてくださいね。
- 油汚れ
- 手あか
- 皮脂汚れ
- 湯あか
- 食べ残し
- 生ゴミの臭い
- 水あか
- 石けんカス
- 尿石・尿汚れ
- タバコの臭い
- 魚の臭い
これ以外にも落としたい汚れがあったときに、アルカリ性なのか酸性なのかがわかれば、どれを使ったらいいかがわかるようになります♪
3つのアルカリ性製品の違いとは
アルカリ性や酸性の汚れについてわかったけど、酸性の汚れには重曹・セスキ・過炭酸ナトリウムどれでもいいのかというとそうではないです。
3つともしっかりと特徴があり、使用用途も異なるので間違えて使ってしまうと効果が薄いです。
簡単に特徴を解説します。
- 弱アルカリ性(pH=8.2)
- 水に溶けにくい
- 研磨効果
- こすって使う
- 弱アルカリ性(pH=9.8)
- 水に溶けやすい
- 油汚れに強い
- 拭き掃除
- 弱アルカリ性(pH=10.6)
- 酸素系漂白剤
- 酸化させて汚れを落とす
- つけ置きで利用
3つの大きな違いについてわかりましたか?ここまでわかれば大体の汚れに対応できます♪
重曹・クエン酸・セスキ・過炭酸ナトリウムの使い方
4つの違いが大まかにわかったところで、更にひとつひとつの製品がどういった汚れに強いのか、どうやって使うのかを解説します。
使い分け表
まずは各汚れに強いのはどれかというのをまとめた表になります。
汚れと言っても色んな種類がありますからね!参考にしてみてください♪
クエン酸 | 重曹 | セスキ | 過炭酸 ナトリウム |
|
ポットの汚れ | ◎ | ○ | × | × |
トイレの汚れ | ◎ | △ | △ | ○ |
茶シブ | × | ○ | ○ | ◎ |
水アカ | ◎ | △ | × | × |
湯アカ | △ | ◎ | ◎ | ○ |
油汚れ | △ | ○ | ◎ | ◎ |
焦げ落とし | × | ◎ | △ | × |
衣類の皮脂汚れ | × | ○ | ◎ | × |
魚の臭い | ◎ | △ | △ | △ |
生ゴミの臭い | △ | ◎ | △ | △ |
冷蔵庫の汚れ | △ | ○ | ◎ | ○ |
換気扇の汚れ | △ | △ | ○ | ◎ |
排水口・パイプ | × | ○ | ○ | ◎ |
重曹について
世間一般に一番知れ渡っている重曹から解説していきます。
重曹はアルカリ性で水に溶けにくく研磨効果があると説明しましたが、どのような汚れに強くてどのように使うのが良いか、まだいまいちわからない人もいると思います。
- 茶シブ・湯アカ:スポンジに水を含ませ、重曹をつけて磨く。
- 焦げ落とし:鍋に水と重曹を入れて沸騰させて放置すると焦げ付きが浮かび上がる。
- 消臭:重曹を器に移し、冷蔵庫・下駄箱・トイレなどに置く。2~3ヶ月が目安。
- 水に重曹を入れた液体を冷蔵庫・レンジ・流し台の汚れに吹きかけ、ふきんなどで拭き取る。
3つの使い方
粉末のまま使う
汚れに重曹をふりかけてスポンジでこすり洗いする。焦げや水あかを研磨で落としたりできるので、キッチンや浴室をクレンザーの要領で使いましょう。
重曹水として使う
水200mlに小さじ1杯の重曹を溶かして重曹水を作る。キッチン・冷蔵庫・お風呂など汚れに吹きかけて、ふきんで拭き取る。
重曹ペーストとして使う
重曹と水の割合を『2〜3:1』程度で混ぜて重曹ペーストを作る。焦げや油汚れに重曹ペーストを塗り込んで、20分〜30分ほど放置する。その後、ふきんやスポンジで拭き取る。
実際の使用例
実際に重曹を使った掃除方法については、別記事のリンクを張っておくので見てみてください!
<<別記事作成中>>
クエン酸について
次は唯一酸性であるクエン酸について解説します。
アルカリ性の汚れについては、すべてクエン酸を利用していきましょう!
- 電気ポットの洗浄:2~3Lの容量のポットを満水にし、クエン酸を50g入れてお湯を沸かす。1時間保温した後お湯を捨てる。もう一度お湯を沸かせて、捨てる。
- シンクや水回りの水あかにキッチンペーパーをかぶせ、その上からクエン酸水を吹きかけて、30分~2時間放置する。その後スポンジやふきんで拭き取る。
2つの使い方
クエン酸水として使う
200~300mlの水にクエン酸を小さじ一杯(5g)を溶かしてクエン酸水を作る。スプレーボトルに入れて、汚れに吹きかけて使う。
粉末のまま使う
電気ポット・食器洗い機・洗濯機に粉末のまま入れて使う。
実際の使用例
実際にクエン酸を使った掃除方法については、別記事のリンクを張っておくので見てみてください!
<<別記事作成中>>
セスキについて
セスキは重曹よりもアルカリ性が強く、水に溶けやすいという性質を持っています。
油や皮脂の汚れにとても強いので、キッチン周りや衣類の襟や袖の洗濯におすすめです。
- キッチン周りの汚れにスプレーでセスキ水を吹きかけ、ふきんで拭き取る。
- リビングのドアやスイッチ周りの手アカにスプレーでセスキ水を吹きかけ、ふきんで拭き取る。
- 衣類の袖や襟にセスキ水を吹きかけ5分おいた後に、通常通り洗剤を入れて洗濯する。
2つの使い方
セスキ水スプレーとして使う
200~300mlの水に対して、セスキを小さじ1杯(約5g)を溶かしてセスキ水を作る。スプレーボトルに入れて、汚れに吹きかけて使う。
セスキ水につけ置きして使う
2Lの水に対して大さじ2杯(約30g)を溶かしてセスキ水を作る。衣類の皮脂汚れやふきんの油汚れなどをセスキ水につけおきして油を分解する。
実際の使用例
実際にクエン酸を使った掃除方法については、別記事のリンクを張っておくので見てみてください!
<<別記事作成中>>
過炭酸ナトリウムについて
過炭酸ナトリウムは最もアルカリ性が強く、漂白効果があります。
重曹やセスキでもとれないような頑固な汚れも、過炭酸ナトリウムなら落とせます!
- 茶しぶ・ふきん・食器類の漂白:2Lの水(30~50℃)に対して20gを溶かして、30分〜2時間つけ置きしたあとに水ですすぐ。
- 衣類のしみ抜き:2Lの水(30~50℃)に対して20gを溶かして、30分〜2時間つけ置きしたあとに水ですすぐ。
- 排水口・パイプの洗浄:100g程度を排水溝に流し、コップ1~2杯の水(30~50℃)を注ぎ、30分〜2時間たった後水で流す。
主な使い方
お湯に溶かしてつけ置き
2Lの水(30~50℃)に対して過炭酸ナトリウムを20gを溶かす。漂白したいものを30分〜50分漬け込む。
実際の利用例
実際に過炭酸ナトリウムを使った掃除方法については、別記事のリンクを張っておくので見てみてください!
洗濯用の酸素系漂白剤も
酸素系漂白剤として過炭酸ナトリウムを紹介しましたが、衣類に特化した酸素系漂白剤も人気があります。
過炭酸ナトリウムと界面活性剤が含まれているので、酸化力を高めてより効果が高まります。また、石けんのように泡立つのも特徴ですね。
まとめ
4つの大掃除グッズについて紹介しました。
どれも目的にあった汚れに使えば、かなり効果があるのでなかなか取れないような気になる汚れがあったら是非試してみてください。
良いお掃除ライフを!