くま(@kuma_fufu)です!
お茶を注ぐときに利用するマグカップやお茶を沸かすときに使う茶こしなど、長い間そして頻繁に使っているとだんだんと茶渋が付いてきてしまいます。
そうなってしまうと普段の洗剤を使って洗ってみても、なかなか落ちなくなってしまいます。
そんなときに、是非とも試してほしいのが重曹か過炭酸ナトリウムです!
今回、重曹と過炭酸ナトリウムを利用して茶渋を落としてみましたので、その効果をご紹介します。
重曹と過炭酸ナトリウムとは?
重曹と過炭酸ナトリウムはいわゆるアルカリ性の掃除グッズで、いろいろな汚れを落とすのに使うことができます。
今回ターゲットである茶渋は酸性の汚れであるため、アルカリ性の重曹や過炭酸ナトリウムは酸性を中和させて汚れを落とすことができる優れものです。
もちろん重曹と過炭酸ナトリウムは同じアルカリ性といえど、性質は全く異なるものではあります。
その他にも、同じくアルカリ性のセスキや酸性のクエン酸も含めて、別の記事で詳しく説明しているのでそちらを参考にしてみてください。
茶渋の汚れを落としてみる
茶渋がつくものは色々とありますが、今回はマグカップと茶こしで試してみました!
【マグカップ編】軽微な茶渋
まずは、マグカップについた茶渋から落としていきます。
洗剤ではなかなかおちなかったのですが、重曹では落ちてくれるのでしょうか…?
アップの画像はこんな感じです。なかなかこびりついておりますね!
では、試していきます・
沸騰したお湯をコップいっぱいに注ぎ、重曹5gを入れます。その後、ラップをかけて1〜2時間放置します。
十分時間がたったらお湯を捨て、メラミンスポンジ軽くこすります。画像のように軽くこすっただけで落ちているのがわかりますね!
あとは全体をメラミンスポンジできれいに落とせば完成!ピカピカですね♪
- お湯:コップ1杯分
- 重曹:5g
- 重曹をコップに入れた後沸騰させたお湯をコップ一杯に注ぎ、そラップをかけて1~2時間放置。十分時間がたったらメラミンスポンジできれいに汚れを落とす。
【茶こし編】頑固な茶渋
麦茶が大好きで2日に1回はiwakiの茶こし付きハンディーサーバーを使って、1Lの麦茶を作っています。そしてハンディーサーバーは1つでは生活を回せないので、同じものを2つ使っています!
そんな生活を2年も続けていると茶こしにはもの凄い茶渋がついてしまいます…
この茶こし本当は白かったんですよ…笑
茶渋がついてしまうのはしょうがないですが、2年も経てば段々と茶渋が気になってくるのです。
なので、重曹と過炭酸ナトリウムを使って茶渋を落としてみました!
重曹で試してみる
重曹と過炭酸ナトリウムは同じアルカリ性ですが、重曹の方が弱いアルカリ性なのでまずは重曹から試してみました。
僕が重曹を使ったときの情報はこちら!
- 水:2リットル
- 重曹:30g
- 沸騰後中火で10分間煮立てて、その後2時間放置。
キッチンで鍋の中に水と重曹を入れて、茶こしをこんな感じで沸かしてみました。
沸騰して10分ほど沸かした後は、冷めるまで2時間ほど放置…
そして、できたのがこちら!
どうでしょう…?
茶渋が落ちてはいますがやはり残ってしまってますね。
多少の茶渋であれば重曹で問題ないですが、ここまで頑固なものになってしまうと中々落ちないようです。
次は重曹よりもさらに強いアルカリ性である過炭酸ナトリウムで試してみました。
- 水:1リットル(50℃)
- 過炭酸ナトリウム:10g
- 1晩(8時間)ほどつけ置きしておく
過炭酸ナトリウムはぶくぶく泡が立ってきます。
茶こしが浮いてきてしまうので、ベイマックスの箸置きで浮かないようにしております。
この状態で一晩放置します。ちなみにラップをかけておくと保温効果アップです!その結果がこちら。
どうでしょうか!?
多少は残っていますが、ほぼ茶渋が取れたと言っても過言ではないでしょう。
過炭酸ナトリウムの漂白効果は高いですね!
比較のため残しておいた残り1つの茶渋も取りました!
ちなみに、この茶こしのセットでついてくるハンディーサーバーもピカピカにしたので、そちらもご参照あれ。