くま(@kuma_fufu)です!
前回は備蓄品について解説していきましたが、今回は非常用持ち出しバックについて解説していきます
備蓄品はあくまで電気・ガス・水道などのインフラが止まったときのためですが、非常用持ち出しバックは自宅が被災してしまい、避難所で生活せざるを得なくなった時に必要となります。
なぜ非常用持ち出しバックが必要なのか、また何を準備すればよいかを解説していきますので是非とも参考にしてください!

なぜ非常用持ち出し袋が必要なの?

地震・津波・火災・洪水などの大規模な災害が起こったら、どうすればよいか知ってますか!?
まず第一に必要なのは自分の安全の確保です!
災害の規模によっては自宅の倒壊の危険性から身を守るために、自分が住んでいる地域の指定緊急避難場所(学校のグラウンドなど)に向かわなければならないときもあるでしょう…
指定緊急避難場所に避難したあと、自宅に戻れない場合は避難所での生活を余儀なくされますが、災害時の最初の3日間は人命救助が優先されます。そうなると救援物資は届かないため、3日間は避難所で自力で生き延びる必要があります。
急な避難所生活での生活に備えて、最小限の必要なものをすぐに持ちだせるように準備しておく必要があります!急ぎの避難時に3日分を持ち出すのは難しいので、家族の1日分をしのげる食料などを非常用持ち出し袋に用意しておきましょう!
また、避難した後に少し余裕が出て安全を確認できたときには、自宅に戻り避難所生活に必要なものを持ち出したり、自宅で避難生活を送ることになります。そのような状況になった際に備えて、生活救援物資が来るまでの最低3日間を生活するために必要なものを準備しておく必要があります!
日本に住む限り災害からは逃れられません!災害が起きた時に自分のみを守れるのは自分だけなのでしっかり準備しておきましょう♪
非常用持ち出し袋の中身

1次持ち出し品のかばんは、リュックなどの両手が自由になるものにして、できれば防水加工がされているものが好ましいです。1次持ち出し品は避難時にすぐ手にとれる場所に置いておきましょう!
2次持ち出し品は、あらかじめ詰めておく必要はありません。自宅の物置や車などに用意しておき、もし避難所に持ち出すことになった場合は、スーツケースなどに入れて持ち出しましょう。
1次持ち出し品
1次持ち出し品は避難時にすぐに持って出れるようなところにおいておき、あまり重いと逃げる際に邪魔になるので、自分の体力と相談して用意するようにしましょう!
食料品・飲料水
- 飲料水(500ml ✕ 4本)
- 非常食(1〜3日分:調理が不要なもの)
貴重品
- 現金(10円玉必須)
- 預金通帳・印鑑
- 身分証明書(健康保険証・免許証のコピー)
救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
- ばんそうこう
- 包帯
- 消毒液
- 常備薬
生活用品・衛生用品
- 携帯トイレ
- ウェットティッシュ、ティッシュ
- マスク
- タオル
- ビニール袋
- 歯ブラシ
- 衣類・下着
- 雨具
情報収集・連絡手段
- 携帯ラジオ
- 予備電池・携帯電話の充電器
避難グッズ
- ヘルメット、防災ずきん
- 軍手
- 懐中電灯
- ランタン
2次持ち出し品
2次持ち出し品では、1次持ち出し品では足りないものや、避難所生活に必要なものを準備しておきます。結構な量になるのでスーツケースやキャスター付きのかばんなどで持ち出すといいでしょう♪
※1次持ち出し品に必要なものは2次持ち出し品には書いてません。
食料品・飲料水
- 飲料水(3日〜1週間分)
- 非常食(3日〜1週間分)
生活用品・衛生用品
- カセットコンロ、ガスボンベ
- お皿・はし・コップ・なべ
- サランラップ
- 寝袋(避難所生活用)
- 毛布(避難所生活用)
- ドライシャンプー
2次持ち出し品(備蓄)については、別記事で詳しく解説してますのでそちらも参考にしてみてください!

市販の防災セットもおすすめ

『全部用意するのは大変』、『自分で用意した物で大丈夫か不安』という方は、市販の防災セットを購入するのもおすすめです。
一次持ち出し品に必要なものは全て用意されていますし、非常用持出バックもそれに合わせて作られているので丈夫で無駄がない作りになっていて、機能性バツグンです!
また、しっかりプロの防災士が監修しているので、ひとつひとつの防災グッズの品質もとても良いです。
まとめ
非常用持ち出し袋の必要性と中身についてわかりましたでしょうか!?
1次持ち出し品と2次持ち出し品について、家族と相談してみてくださいね。
『準備してなかったー!』という方は、この機会に準備しておきましょう!災害はいつ起きるかわかりません。思い立ったときが準備しどきですよ♪
